【作家向け】設定資料管理機能と新エディタをリリースしました
2026年7月30日・1ヶ月前
登場人物や用語、プロットを執筆前に整理できる「設定資料」と、その内容を執筆中に参照でき、伏線の管理や付箋も扱える新しいエディタを公開しました。
現在はサポーターバッジをお持ちの作家様に先行公開しています。バッジは本文を合計3万字以上公開された方に自動で付与されます。申請や招待の手続きは必要ありません。
設定資料
執筆前の準備をノベモアの中で完結できる機能です。作品詳細ページの「設定資料」から開けます。登場人物、用語、プロットの3種類を登録でき、伏線と付箋の一覧もここから見渡せます。ここで作った内容は、そのまま執筆画面のサイドバーから呼び出せます。
登場人物
名前、読み、設定の3項目だけの簡素な構成です。設定は自由記述なので、一人称や口調、生い立ち、関係性など、作家様それぞれの書き方で自由に書き込めます。
用語
フォルダで分類できます。「世界観」「魔法体系」「地理」といったフォルダをつくり、その中に個々の用語を格納する形です。フォルダには概説を書けるので、その分野全体の前提を先に書いておき、細かい用語をぶら下げるという使い方ができます。
フォルダに入れずに登録した用語は「未分類」に集まります。あとから所属を変更できるので、まず思いついた順に登録して、後で整理する進め方もできます。並び順はドラッグ(スマートフォンでは上下ボタン)で入れ替えられます。
プロット
タイトルと本文だけの、シンプルな文書です。「作品全体の構想」「第一章の流れ」「終盤の展開」など、作家様が自由に見出しをつけて並べられます。
伏線と付箋
作品全体の伏線と付箋を一覧で確認できます。新しく張ったり貼ったりするのは執筆画面で行いますが、内容の編集と削除はここからも可能です。
執筆中に張った伏線が今どうなっているか、直したい箇所がいくつ残っているかを、作品全体で俯瞰する場所として使えます。
新しいエディタ
執筆画面が全画面になり、左側のサイドバーから6つの機能を呼び出せるようになりました。書きながら設定を確認し、伏線を記録し、直したい箇所に付箋を残すことが画面を離脱せずに行えます。
伏線
物語のどこで伏線を張り、どこで回収したかを記録できます。
本文の該当箇所を選択して「伏線を張る」を押すと、選択した文章がそのまま伏線の名前になります。回収するときも同じで、回収した箇所を選択して「伏線を回収」を押します。選択せずに押した場合は、引用なしでその話に紐づきます。
一覧では未回収の伏線が上に並び、それぞれ何話で張られ何話で回収されたかが表示されます。未回収のまま残っているものが一目で分かるので、長い物語でも取りこぼしを防げます。
伏線の詳細には「どんな意味を持たせたか」と「どう回収するつもりか」を書き残せます。張った時点の構想を書いておくと、何十話も先で回収するときに助けになります。
登場人物
設定資料で登録した登場人物を、執筆中に確認できます。名前、読み、設定がそのまま表示されるので、「この人物の一人称はどちらだったか」「どんな性格に設定したか」を、書きながら確かめられます。
エディタからも追加や編集ができます。書いている途中で新しい人物が生まれたときは、その場で登録してください。設定資料にも反映されます。
用語
設定資料で作ったフォルダと用語が、そのままの構造で表示されます。フォルダを開いて目的の用語を探し、説明を確認できます。
こちらもエディタから追加や編集ができます。書きながら決めた設定を、その場で書き留められます。
プロット
設定資料で書いたプロットを、執筆中に参照できます。書こうとしている場面の段取りを、本文の隣で確認しながら書き進められます。
エディタからも追加や編集ができます。
他話参照
任意の話の本文を、書きながら参照できます。既定では直前の話が表示され、選び直せば他の話も読めます。下書きの話も参照できるので、まだ公開していない前後の話とのつながりを確認できます。
引きの続きを書くとき、前の話の終わり方を確認したいことがあります。そのために画面を移動する必要がなくなりました。
付箋
読み返していて気になった箇所に、付箋を残せます。
本文を選択して「付箋」を押すと、その箇所に紐づいた付箋ができます。一覧から付箋を押すと、本文のその場所まで移動します。直したら完了にチェックを入れると、一覧から消えます。
「この話に残した付箋」と「他の話に残した付箋」に分かれているので、いま書いている話の残作業と、作品全体で残っている修正箇所の両方を把握できます。
執筆まわりの改善
記法と整形
ルビ、傍点、一括ルビ振り、ルビ辞書を、本文のすぐ上のツールバーから使えます。伏線と付箋も同じ場所から操作できるので、本文を選択したまま手を動かさずに済みます。
一括ルビ振りでは、ルビ辞書に登録した語が優先されます。辞書に登録した語であれば、すでに別の読みでルビが振られていても、辞書の読みで上書きされます。人名や地名など、読み方を統一したい固有名詞に有効です。
プレビュー
プレビューが別タブで開き、読者に見えるとおりの表示で確認できるようになりました。後書きや紹介カード、文字サイズや背景の設定まで、実際の見え方がそのまま反映されます。下書きの状態でも確認できます。
ご利用にあたって
先行公開について
これらの機能は、サポーターバッジをお持ちの作家様に先行して公開しています。バッジは本文を合計3万字以上公開された方に自動で付与されます。公開文字数は作品管理からご確認いただけます。
バッジをお持ちでない場合、執筆画面はこれまでどおりのものが表示されます。設定資料も先行公開の対象です。
複数の端末での編集について
同じ話の編集画面を、パソコンとスマートフォンなど複数の端末で同時に開いたまま執筆すると、あとから保存した端末の内容で上書きされ、もう一方で書いた内容が失われる場合があります。
執筆は一台の端末で行い、別の端末に移る際は、いったん保存してから編集画面を閉じてください。移動先の端末で編集画面を開き直すと、最新の内容が読み込まれます。
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