ステータス『0』の観測兵 ~クラス転移を離れた少年は、砲火と魔法の異世界で昇進させられる~→
ファンタジー / 異世界ファンタジー・8話・連載中
本編217話 執筆完了済み。毎日2話更新(午前7:30/午後7:00)。
落ちた先は、剣と魔法の楽園ではなかった。城壁に並ぶ銃口。書類で人を動かす要塞都市。魔物との戦争は、もう近代戦の顔をしていた。
転移直後、羽黒承が見たのは、クラスメイト全員の頭上に浮かぶ数字――『0』だった。
自分も、友人も、全員がゼロ。与えられた力は、剣でも大魔法でもない。ただ数字が見えるだけ。けれど、その数字はやがて、誰が立っていて、誰が戻らず、何を見落としているのかを告げ始める。
帰れない転移者たちは、第二王城の庇護下で「雇用」される。"勇者"としてではなく、組織と戦場に組み込まれる駒として。
甘い異世界の夢は、ここでは通用しない。数字と銃声が支配する、生存戦争が始まる。