
この作品にはR15相当の暴力・残酷・精神的に強い描写が含まれる場合があります。
——雨の東京で、現実を失うな。隣の声だけを信じろ。 雨の止まない東京。 人々の日常のすぐ隣では、《NOISE》と呼ばれる異形や特異現象が発生している。 それらを処理する政府機関――特異現象対策局、通称《特対》。 実働第一課・第七実働班のFORWARD、雨宮悠吾は、NOISEの発生区域へ直接踏み込み、対象を制圧する実働員だ。 寡黙で冷静。自分の眼で確かめたものを信じ、危険な現場でも確実に仕事をこなす。 ある日の任務中、NOISEの干渉によって位置情報と観測が狂い、後方支援との連携が途絶える。 孤立した悠吾のFIELD COMに、突然、知らない男の声が割り込んだ。 『FORWARD。そっちじゃない』 男は、まだ起きていないはずの出来事を次々と言い当てる。 正体も、根拠も分からない。 それでも男は悠吾に告げた。 『俺を信じろ』 雨宮悠吾と神城零。 現象の内側へ進む男と、その背中を外から見る男。 最悪の出会いから始まった二人は、やがて互いに代えのきかない《半身》となっていく。 雨と怪異に侵される東京を舞台に描く、 現代SF都市伝奇×異能バトル×バディ・ブロマンス。
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