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あらたな出逢い / 第214話
───由美視点───
登校して教室に入り席に着きながら
バイト募集をどうしようか?と考え込んでいると
さちこちゃんも登校してきたようで
隣の席に座りながらわたしに話しかけてくる
「おはよう なにか悩んでる?」
「おはよう うん 人手をどうしようかって
バイト募集するのは可能だろうけど」
「それって…料理だよね」
「うん 牛丼 とんかつ 唐揚げ 焼き鳥など
焼き鳥は内臓処理もしないとだから
それも含めて人手不足なんだよね」
「だよね 牛丼とマグロ丼だけだと
食の祭典をやる意味が薄れちゃうし」
「うん 揚げ物は食べて貰いたいね」
さちこちゃんはわたしの言葉を聞きながら
考え込むと手をポンッと打って
「じゃあ、わたしのおねえちゃん…大学生だから
高校生よりはバイト出来る人多そうだろうし
頼んでみるのは?」
「それは助かるかも 作ったものを
保存する倉庫を直接アイテムボックスに繋げるように
幸正くんにやって貰ってカモフラージュになるよね」
「確かに…さすがにバイトの人を
向こうの世界に全員連れて行くのも問題だもんね」
「うん 唐揚げやとんかつは簡単だろうけど
問題は焼き鳥かなぁ」
「内蔵の処理だね この際 幸正くんにずるをして貰うのが
1番じゃない?」
「そっか…内蔵の処理をすべてアイテムボックスで
自動処理して貰って焼くだけの状態まで
スキップさせた方がバイトの人に
焼くだけを頼めばいいもんね」
「うん」
わたしは今のやりとりをメモにとっておくことにした
「おねえちゃんに言うのは夜になるから
返事はしばらくかかると思う」
「わかった ありがと」
次第に教室に人が集まってきているのをみて
会話を終わりにすると放課後まで普通に授業を受け
バイトに向かうところで
さちこちゃんが声をかけてくる
「わたしは向こうに行くから 明日ね」
「うん あやこちゃんに剣道の指導もするんでしょ?」
「一応ね 剣道はスポーツだから…
戦うための剣術とは違うから…その辺
わたしも考えなきゃかなぁ」
「確かに…そうだよね
幸正くんと真剣で打ち合うしか
実戦経験にならなそうよね」
「あー うん 魔物は弱いし
幸正くんとちょこちょこ模擬戦が1番よさそう
あやこちゃんも加わるし模擬戦用の
バトルフィールド作って貰って
レベルを統一させた状態での模擬戦とかがよさそうね」
「あー うん そういうのあると便利だね」
「その辺も進言しておくね」
「うん」
さちこちゃんと会話を終えて校舎から出て行き
人気の無いところでバイト先へ瞬間移動をして
お店の更衣室で着替えをしたりして準備をすませて
レジに立つのでした
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