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第11話 / 全11話
『共犯メルトダウン~始まった永遠の夏休みと、隣の喋らない少女暗殺者~』
お読みいただきありがとうございます。
初めて書いた小説です。
書いてみて、自分の文体の方向性が、実はハードボイルド寄りだったのだと発見しました。
まず最初に悩んだのが文体の選択。
当初は手元の小説やWeb小説、青空文庫などを漁り、最も読みやすいと感じたものをいくつかピックアップ。
それらを真似しながら、試行錯誤で一話の冒頭を書いてみました。
しかし、ヒロインの登場で破滅。
無表情ヒロインは喋らない。リアクションしない。そこにいるだけ。立っているだけ。
仕方ないので解像度を上げる。
ヒロインが無口で無表情なら、些細な変化を観察するしかない。
そして、なんとか一話目を書き終えました。
書き終えてから「誤字をリストアップせよ」とAIに投げる。
この時代、さすがに校正はAIを使います。
すると「ハードボイルド文体」「氷山理論」といった言葉を指摘される。
そう言われて初めて意味を調べました。
感情の見えないヒロインにカメラを近づけ、細かく観察しているうちに、いつの間にかハードボイルド文体に近づいていたようです。
ということで、無表情ヒロインにこだわる自分としては、無表情を描くのに相性の良いハードボイルド文体でトーンを固定しようと決意。
ヘミングウェイがどんな人物なのか調べることにもなりました。
なるほど、第一次世界大戦を経験した世代の人たち。
この世代は、戦争体験を背景に文学や哲学に大きな影響を与えたという印象がある。
「あの人もこの人も同世代だったのか」と思うことが多かった。
なお、AIに誤字チェックをさせて一番多いのが、
「〜無い」→「〜ない」
です。
この変換ミスの癖はなかなか治りません。
脳が完全にスルーしてしまうので、この点はかなりAIに頼っています。
文体と言えば、この作品はWeb公開が前提なので、それっぽい文体で書いてみたのですが、試しに縦書きにもしてみました。
地獄のように読みづらい。
もし今後、縦書きを前提とした作品を書くなら、自分の脳もいろいろアップデートする必要がありそうです。
最近は横書きに、あまりに慣れすぎている。
そんな具合に、様々な発見があった作品でした。
初めての小説で至らない点も多かったと思いますが、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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